くちにだして もういっかい
ギターをならしてにはく
かしをかいて もうさんせつ
よんどめのなつがくる
ごかいばっかさ ておくれみたいなはなしがひとつ
あたまのろくじょうま きみとくらすぼくがいる
わすれたいこと わからないこともぼくらのものだ
ながいよるのおわりをしんじながら
さあ じんせいぜんぶがばかみたいなのに
ながれるしろいくもでもう
そうぞうりょくがきみをなぞっている
あのなつにずっときみがいる
いきいそいですうじゅうねん
ゆるせないことばかり
かしにかいたじんせいかんすら
ただのもじになる
ことばだってしょうもうひん
おもいではそこがある
なにかにまちぼうけ さるすべりのはながさく
このまま ほら
このまま どこかとおくのくにであさいなつのすきまをさまよいながら
さあ じんせいぜんぶできみをかいたのに わすれぬくちぐせのよう
そうぞうりょくがかみをなぞっている
ゆびさきにずっときみがいる
もういいよ
さあ もういいかい このうたでさいごだから
なにもいわないままでも
じんせいなんておわるものなのさ
いいからうたえ もう
さあ じんせいぜんぶがばかみたいなのに
ながれるしろいくもでもう
そうぞうりょくがぼくをなぞっている
あのなつにずっときみがいる